これからイラストを始める人に伝えたい!スタートダッシュの練習法!

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「絵を始めるつもりだけど、はじめる前に上達のコツをしりたい」

「上達したいきもちはあるけれど、練習の方法がわからない」

「おなじ時期に絵をはじめたライバルに差をつけたい!」

そう思ったことはないでしょうか。

今回はこういったおもい、疑問に答えていきます。

この記事を読むことで、

・絵が上手に描けない原因がわかるようになります

・絵の未経験者がするべき練習方法がわかります

具体的な練習方法を紹介しているので、ぜひ最後まで読んでみてください。

この記事を書いている私はイラスト歴10年。

絵についての本を50冊以上読んだ経験にもとづいて解説していきます。

イラスト未経験者が絵を上手く描けない理由

イラストを描いたことがない人が絵を上手く描けない理由は「経験・技術がないから」です。

「あたりまえ」だと思われたかもしれませんが、実は大切な気付きです。

それではイラストの経験・技術について深掘りしていきましょう。

モノを観察、記憶した「経験」がないから

経験とひとくちに言っても、さまざまな経験があります。

ではお絵描き未経験者にとって大切な経験とはどんなものでしょうか?

それは「モノを観察、記憶した経験」です。

実は脳はたいへんなサボり魔で、すきあらば休もうとしてしまいます。

(脳が思考するときに膨大なエネルギーを消費することが原因だそうです)

そのため、脳はモノをかんたんな形のものとしてしか記憶してくれません

では実験です。

家にある炊飯器を、実物を見ずに描いてみてください。

どうでしょうか?

おそらくほとんどの人は炊飯器を円柱のようにしか描けなかったのではないでしょうか?

脳が普段意識していないモノを、

単純な形としてしか記憶していないことがおわかり頂けたのではないでしょうか?

つまり絵を描く人は、脳の記憶方法をあらためさせる必要があるのです。

思った通りの描写をする「技術」がないから

技術もさまざまな種類の技術があります。

ではイラスト未経験者に必要な技術とは何でしょうか?

結論は「思った通りの描写をする技術」です。

練習なくして線は引けない

またも実験です。

紙に円をできるだけ正確にかいてみてください。

おそらくほとんどのひとは円をきれいにかけないと思います。

これは練習が足りていないためです。

人間は練習無しでは円をかくことすらままならないということです。

ちなみに漫画の神様こと、手塚治虫先生はフリーハンドで真円と完璧な直線をかけたというエピソードがあります。

まさに神業ですね。

おもった通りの描写ができないと、とてももどかしい思いをすることになりますし、

何より絵を描くのに時間がかかります

これを解決するために練習をおこなう必要があることがおわかり頂けたのではないでしょうか?

未経験者に効果的な練習方法

それでは、実際に練習方法をみていきましょう。

まずはモノを観察、記憶した経験を手に入れるための練習方法です。

モノを観察し、アウトプットする

つまり、模写をしましょう、ということです。

脳に重要な情報であると認識させ、記憶を手に入れるには模写がもっとも適した方法です

なぜなら模写には、「観察」と「手を動かす」という2つの大切な上達法が詰まっているからです。

観察する

観察はイラスト経験がない人にとって大切な行動です。

炊飯器の例でもそうですが、イラストを描いたことがないモノに対して、

人間はだいたいの形でしか描くことができません。

また、ときには間違った形で覚えてしまっていることも多いです。

この思い込みのかたちを修正するために、「観察する」ことは重要です

模写をするときにはとにかくたくさん観察するようにしましょう

1つの対象を1時間観察してみれば、イラスト未経験でも詳しくなること請け合いです。

描く

手を動かし、描くことで観察によってえられた記憶を定着させることができます。

観察しただけでは1つ2つくらいのモノは覚えられても10個のものを覚えることはむずかしいでしょう。

しかし、手を動かすことで記憶が重要なものであることを

脳に認識させて記憶の定着をうながすことができるのです。

しかし初心者の人は、模写の時に手を動かすことに気をとられてしまうとおもいます。

そこで、模写をするときは見る:描く=9:1の時間配分になるよう心がけましょう。

好みの線を引く練習

結論、トレスをしましょう。

著作権の話題で、模写とトレスはおなじものであるという文脈で語られることが多いですが、

練習の目的はまったく違います

トレスは絵を下に引き、上からなぞる練習方法です。

これは観察が練習に含まれていないことがわかると思います。

トレスの目的は、線がきれいに引けるようになることです。

自分好みの線を描くイラストレーターを探し、その方のイラストの線をトレスしましょう

これによって、線を上手に引くことができるようになります。

はじめの内はよく、線を重ねて絵をかいてしまいがちですが、グッと我慢して

1本の線で描かれている場所は1本の線で描くようにしましょう。

余談ですが、トレスした絵は

Twitterやpixivといったほかの人の目がある場所には公開しないようにしましょう。

トレスはあくまで線を引く練習ですので、人に見せるものではありません。

また、著作権的にも侵害と判断するための要件である、「依拠性」を完全に満たすことになってしまいますので、絶対に公開しないようにしましょう。

リンク ココに注意!模写と著作権【著作権フリー写真が安心】https://mutisme614.com/%e3%82%b3%e3%82%b3%e3%81%ab%e6%b3%a8%e6%84%8f%ef%bc%81%e6%a8%a1%e5%86%99%e3%81%a8%e8%91%97%e4%bd%9c%e6%a8%a9%e3%80%90%e8%91%97%e4%bd%9c%e6%a8%a9%e3%83%95%e3%83%aa%e3%83%bc%e5%86%99%e7%9c%9f%e3%81%8c/

まとめ

イラスト未経験の方は、「経験」と「技術」。

この両輪を意識し練習を行うことでスタートダッシュを行うことができると思います。

是非挑戦してみてください。

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