絵を描く意味の見つけ方【意思決定の3要素を使いましょう】

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絵を描いていると時々強い虚脱感に襲われることがあります

自分が絵を描く意味がないように感じられるのです

「自分が描きたいような絵を、自分よりも素敵に描いている人が既にいる…」

「自分の描きたいものが思い浮かばなくて、絵を描く意味が分からなくなってしまった」

正直、自分が絵を描く意味を失っている時はめちゃくちゃしんどいですよね

僕も以前はそう感じることが時々あり、絵を描くことができない日が続くこともありました

僕の場合は脳筋・体育会系だったため、体を動かして一晩良く眠れば多少はマシになるのですが、

これは問題の解決にはなっていません

しかし、そもそもこの「絵を描く意味を見失う」問題は解決できるものなのでしょうか?

我慢して黙々と描き続けるしかないのではないでしょうか?

結論、解決する方法があります 

それも30分でできてしまう手軽な方法で、です

今回はこの「絵を描く意味を見失う」問題について解決方法を説明していきます

この記事の筆者はお絵描き歴10年、

お絵描きについて長年悩み続けてきた実体験をもとに説明していきます

絵を描く意味について悩むとき、

「意味」という文字に騙されて捉えどころのない考えをしてしまいませんか

実はこの場合の「意味」はすなわち「目的」のことを指します

つまり絵を描く意味を見失っている状態とは、絵を描く目的を見失っている状態のことなのです

目的を見失っているのであれば目的を設定することができれば解決できることになります

絵は手段である

手段とは目的を達成するための方法のことですね

つまり絵は目的なしで描いていては意味がない行為になってしまうのです

実際私自身の話ですが、なんとなくで絵を描いていた時期が過去あり、

その当時は絵を描く意味なんて全く意識できていませんでした

しかし、ある時に推しキャラができ、このキャラクターの魅力を広めたいという目的が出来ました

その結果、絵を描くことに意味を見出すことができたのです

つまり、目的をもって絵を描くことが重要だと身をもって感じることができたのです

目的がない時の辛さ

しかし絵の目的を見つけましょう、と突然言われても困ってしまいますよね?

実際目的ということば自体もかなり抽象的で捉えどころがないように感じてしまいます

でも実は目的を見つけることは、そんなに難しいことではないのです

次項では目的を設定する具体的な方法を説明していきます

絵を描くという行為はとても大変で労力の必要な行為です

1枚の絵をかくのに数時間、時には数十時間もの時間が必要になることも珍しくありません。

しかも多くの人はTwitterに絵を投稿していると思いますが、

Twitterでは多くの人が一瞬しか絵を見てくれません

長い人でも1枚10秒くらいなのではないでしょうか

こんなにも大変で報われない行為を目的もなく続けていて、

辛くならない方がおかしいのではないでしょうか

しっかり目的を設定して、お絵描きの心理的負担を軽くしていきましょう!

目的を設定する方法

ではどうしたら目的を設定することができるのでしょうか

これは実は簡単なことではありません

目的は自分の中にしか存在しないため、自分と対話を行い問いかけをしなければいけません

その問いかけの内容はこうです

絵を描き続けた結果、どうなりたいのか

一生懸命に絵を描き続けた仮定して

その先自分がどうなっているのが理想の状態なのかイメージしてみましょう

その状態こそが、自分の絵を描く目的です

この時のコツは、自分に素直になることです

目的は人に言えないようなものでも問題ありませんし、堂々と宣言できるものも良いと思います

「無限の画力を得て、自分の持つ世界観を人へ漏れなく伝える!」

「SNSでフォロワーを増やしてチヤホヤされたい!」

「絵を描いてご飯を食べられるようになりたい!」

こんな明確な目的を持つことができれば、次の段階へ進むことができます

目的は明確である程効果的です

当たり前かもしれませんが、目的はハッキリ明確である程良いです

では目的をハッキリと設定するにはどうすればよいのでしょうか?

長期目標と短期目標を設定する

目的が大きすぎて、実現に長い時間が必要になる場合やる気が継続しなくなってしまいがちです

ここで重要なのが長期目標と短期目標を設定することです

ここで目的、目標と似た意味の言葉が出てくるのでいったん整理します

  • 目的:実現したい状態のこと
  • 目標:目的を達成するために必要な行動の目印

このように定義します

では先の例を使って考えてみます

「無限の画力を得て、自分の持つ世界観を人へ漏れなく伝える」

長期目標は、絵を描く目的と同じで問題ありません

つまり「無限の画力を得て、自分の持つ世界観を人へ漏れなく伝える」ことが長期目標となります

短期目標は、長期目標を達成するために行う必要のある「通過点」のことです

人によって長期目標の達成方法は様々なので、あくまで例えばですが

「いろいろなモノを描き分けられるように、質感の描き分けができるようになる」

「感情をより伝えやすくするために、色が感情に作用する法則について勉強する」

などでしょうか

このように長期目標を分解して、要素化し、それぞれを短期目標にするのがおススメです

では「SNSでフォロワーを増やしてチヤホヤされたい」はどうでしょうか?

長期目標はそのまま「SNSでフォロワーを増やしてチヤホヤされたい」ですね

短期目標は例えば「もらえるいいね、リツイートが増えるように絵を改善する」

「今回は100いいねだったので、次の絵は200いいね貰えるようにする」

などがあると思います

これを達成するためにはクリスマス、〇〇の日のようなイベントに乗っかることなどで

より目標に向かって加速できるかもしれませんよね

このあたりのことは、イラストレーターのさいとうなおき先生の動画が参考になるので

是非見てみてください

【完全解説】イイネされる絵づくりの考え方『見た人を●●に連れて行く』

「絵を描いてご飯を食べられるようになりたい」

この場合は絵をお金に換える仕組みを知る必要がありますよね

なので短期目標は「少額で良いので絵でお金を稼いでみる」のが良いではないでしょうか

最近では絵をお金に換えるサービスが普及してきており、

クリエーター支援サービスである「fantia」「pixiv FANBOX」を使ってみたり、

クラウドソーシングで依頼の出ているイラスト制作に応募してみるなど方法はたくさんあります

最近だとTVCMでも時々見るので結構知っている人も多いかもしれませんが、

ココナラやランサーズなどが有名なので、どんな仕事があるのか見てみると想像がつきやすいでしょう

スキルのフリマ【ココナラ】

いろいろなイラスト関係の仕事があり、見るだけでも面白いのでオススメです。

このように、長期目標と短期目標を設定することで目的が明確になり

絵を描く意味を見失いにくくなるのではないかと思います

しかし、長期目標、短期目標を設定するだけでは不十分です

目標は数値で設定しよう

これは抽象的な表現をすると、目標の基準設定を行うということです

数値で目標を設定すると、目標までの距離感をつかみやすくなり、

目的の達成度合いを具体的な割合で確認することができます

逆に数値化しないと基準が抽象的になってしまい

目標を達成できているのかよくわからない状態になってしまいがちです

そのため目標設定に対して軌道修正を行っていくことが難しくなってしまいます

基準を数値化するのに難しいものも簡単なものもありますが、

必ず数値で目標の基準を設定するようにしましょう

目標の達成期日を設定する

みなさん経験があると思いますが、目標を設定しても期日がなければ

ダラダラと過ごしてしまい、いつまでも目標達成できなくなってしまいます

そのため、期日をもうけることはとても重要です

また期日を設定するときにはコツがありますのでご紹介します

そのコツとは、今のままで進めていては少し間に合わない期日を設定することです

こうしないと工夫をせず、常にルーチンでもって物事を行うようになってしまい、

結果として思考せず物事をおこなうようになってしまいます

少しきつめの締め切りを設定し、常に工夫する精神を持つことが目的を忘れないコツです

意思決定のための3要素

心理学に詳しい人ならお気づきかもしれませんが、

これまで説明してきた目標設定の方法は、

人間の意思決定プロセスを利用したものになっています

人間が意思決定を行う際に必要なものは3つあると言われています

3つの要素とは

  1. 目的
  2. 基準
  3. 期限

です

これらどれかが欠けていても意思決定することは難しくなってしまいます

これらの3要素を意識して、目標を具体化していくのが良い方法ではないでしょうか

まとめ

以上が絵を描く意味を見失った時の対処法でした。

目的をしっかり持つことで、絵を描く意味に悩むことはなくなります

将来絵を描く自分がどうなっていて欲しいのかよく考えて、

意思決定のための3要素を利用して、明確な目的意識を持ってもらいたいと思います。

そうすれば、あなたはどんな時も絵を描く理由を見失わず

一本芯の通った素敵な絵を描き続けることができるようになると思います。

あなたがこの記事を読んで、なにか行動につなげる手助けに慣れたら幸いです。

本記事は以上です。最後まで読んでいただきありがとうございました!

それでは、またお会いできることを願って!またね!

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