簡単!イラスト感想の書き方!【失敗する原因も考えました】

未分類

Twitterやpixivで素敵なイラストを見つけた時、思わず感想を送ってしまいたくなりませんか?

でも感想を書こうとしても、「とても可愛いです」「雰囲気が好きです」のように

どんな絵に対しても似たような感想しか思いつかず感想を送ることをあきらめてしまったことがあるのではないでしょうか?

そこで本記事では、イラストを描く側の立場からどのような感想が心に響くのか

貰った時モチベーションがアップするのか考えてみました

また、こういう感想はもらっても嬉しくないな…というものについても考えてみたので、

感想を送るときに参考にしてみてください

第一印象は必ず書こう

第一印象はイラストに対する嘘偽りない自分の気持ちです

名前を付けるのが難しい感情かもしれませんが、自分と向き合って言葉にすることが重要です

それでは実際の方法を考えてみましょう

第一印象の深掘り=感想の作成

名前もついていないような第一印象の感情について、

どのような言葉が最もその感情に近いのか、常識にとらわれずに考えてみましょう

実際に思いつくままに言葉を並べて、出つくした後に見返してみると発見があるかもしれません

感情は言語より根源的なものです。

言葉で表現するために、自分なりの方法を考えてみると幅が広がります

深掘りは自分の視点から行おう

たとえば、「遠くを見つめる女性のイラスト」があったとしましょう

このイラストを見た時、「この女性の隣に立って同じものを見たい」、と感じる人もいれば

「遠くからこの女性を見ていたい」、と感じる人もいるでしょう

これはどちらが正しいというものではありません

イラストを見た時にどのような気持ちを抱くのかは、

その人の思考や価値観に深く根差しているからです

他の人と違う感想を持ったからと言って、その感想を押し殺してしまうのはナンセンスです

人と違う感想でも大丈夫!むしろ嬉しいことも!

人と違う感想をイラストの作者に伝えるのは度胸が必要だと思います

しかし恐れることはありません

むしろ人と違う感想だからこそ作者が嬉しく感じることもあるからです

人と違う感想は参考になる

人と違う感想になることは、

自分が意図を間違って受け取ってしまっているからだと思い込みがちですが、

実はそんなことはないということを覚えておいてください

作者が狙って描いたことに対しての感想

作者がイラストで狙って表現したことが、多くの人に触れられずそのまま忘れられて行ってしまう

実はこの場合がほとんどです

イラストは制作に時間がかかる一方で、文字ほど直接メッセージ性を持たせることは難しいです

作者が狙ったにもかかわらず、それが人に伝わらないこともよくあります。

そのような場合あなたの感想が作者の狙いを読みとったのであれば、間違いなく作者を救います

よくぞ気付いてくれました!

そう思ってもらえるはずです。

私自身もそういう経験がありますが、本当に嬉しかったのをよく覚えています

作者が意図していないものに対しての感想

この場合も、よほど的外れでわざと外さない限りは、作者が不快になるようなことはないと思います。

実際、不快になるような的外れの感想は10年間で1度も貰ったことがありません。

むしろ、「そういう見方もあるのか!」とハッとさせられることもしばしばです。

是非恐れずに感想を伝えてみてください。

感想が的外れになっていないか確認したい

もしそれでも感想が的外れになっているか心配な場合は、

感想の中に自分の想像や願望が混じっていないか考えてみることが有効です。

たとえば、「キャラクターの背を高くしたらもっと良くなる」や

「コントラストを大きくした方がみばえがいい」のような感想はどうでしょうか?

確かに感想を発した人にとってその絵はよくなるかもしれませんが、

絵の作者にとってはそのままがベストであるはずです。

少なくともそのように考えることが作者に対する敬意、リスペクトであると思います

「作者が伝えたいこと」と、「自分がこうしてほしいということ」を

混同してしまわないよう注意することで、的外れな感想を避けることができます

第一印象がどこから発生したのか分析しよう

第一印象の感情分析が終わったら、次にイラストの魅力がどこから来ているのか考えてみましょう

要素に分解して考える

イラストは複数の要素が組み合わさって構成されています

これを分解して考えてみることで、

自分の絵に対する印象がどこから来ているのか理解することができます

例えば、色、構図、形、作者の意図、顔の造形等々

色々な要素があり、難しい作業ですが絵をよく見ることで自然と分かってきます

ただ、注意したいのは、この時どこに魅力を感じたかだけを感想にしてしまうと

作者は「ありがとうございます」としか言えない状況になってしまうということです

この問題について考えてみましょう

何故魅力を感じたか、が重要

たとえば、「●●さんのこのイラストの色が好きです!」という感想について考えてみましょう。

この場合作者は、色のどの部分が心に響いたのかわかりません。

これではせっかく感想を貰っても次へつなげることができず、とても もったいないです。

つまり感想を伝える際には、どこに魅力を感じたか に加えて、

何故魅力を感じたのか伝えることが大切です

先の感想を例に考えてみると、

「●●さんのこのイラスト、目が夏の空のような深い青色がキャラクターの印象とマッチしていて好きです!」

のようにどこに何故魅力を感じたのか伝えると相手に気持ちが伝わるのではないでしょうか

感想を書くことは絵の練習にもなる!

そして感想の意外な利点がこれです

なんと感想を書くことは絵の練習になるのです!

しかし考えてみるとそれほど意外なことではありません

絵の上達において、要素を言語化することはとても有効な手段です

これを自分の心ひかれる絵に行うのですから、これで絵が上達しない訳がありません。

これについては、より細かく分析し言語化することで効果をより高くすることができます

心ひかれたイラストに対して感想を伝えることで

自分も相手も幸せになれるのであれば、これをやらない手はないでしょう

しかし、伝えれば相手が嬉しくなる感想があれば、その逆もまたあります

どうしたら相手が不幸な気持ちになる感想になってしまうのか考えてみましょう

意見の押し付けにならないように注意

「こうしたらもっと良くなる」、「ここはこうすべき」はNG

大前提として、イラストは作者のものであり、

作者が意図をもって描いたものであるということを認識しましょう

もし「作品にこうすればもっと良くなるのに」、「ここは間違っているからこうすべき」などと思ったとしてもそれは間違いです

それは意見であり、感想ではありません

第3者からの意見は作者が求めない限りいかなるものであっても、

作者の作品を損なう行為であり絶対に避けるべきです

もし作品に不満点があったとしたら、それは作品ではなく受け手の問題あることを認識しましょう

こうしたらもっと良くなる、は悪いことではない

誤解しないでほしいのは、ここをこうしたらもっと良くなるという考え自体が悪いものであるわけではないということです

むしろ、作者に伝えさえなければ問題ないばかりか

自分で創作をする際の原動力になることすらあります

もし他者の作品に物足りなさを感じたなら、

本人に伝えるのではなく、自分で筆をとって表現するのはどうでしょうか?おすすめです

感想が押し付けになっていないか確かめたい

でも感想を伝える時、意見の押し付けになっていないか不安になることもあると思います

そんな時は以下の3点に気をつけましょう

①こうすべき、のようなべき論になっていないか?

②相手が求めていない意見やアドバイスは入っていないか?

③会話が成立しない文章になっていないか?ボールを投げつけているだけではないか?

この3点をチェックすれば大丈夫でしょう

あくまで相手に寄り添った感想を心掛けましょう

感想が欲しくない人もいる

創作を行っている人の中には、人からの感想は不要だと考えている人もいます

この場合はどうすればよいのでしょうか?

感想が欲しくない人には送らないようにしよう

当たり前ですが、感想が欲しくない人に感想を伝えてはいけません

これではまさに感想の押し付けになってしまいます

ではどのように感想が欲しくない人かどうか判断すればよいのでしょうか?

結論、絶対の方法はありません。

ですが普段から感想に対して無反応な人に対してはあまり感想を伝えない方が無難かもしれません

逆に、感想を言われる立場の方で感想が嬉しい人は、

感想が嬉しいということを普段から伝えるようにするとよいでしょう

特にうれしかった感想は引用リツイートなどで共有するのも良いかもしれません

感想に対価を求めることはやめよう

そして、感想を伝える時に忘れないでいて欲しいのは

相手に対価を求めてはいけない、ということです

感想はイラスト作者からのイラストという「贈り物」に対しての「お返し」です

相手から望んだ反応がもらえなかったとしても、それを不満に思うことは自分が辛くなるだけです

感想は相手に何かを期待して送るのではなく、あふれ出た感情を送るもであると割り切りましょう

まとめ

以上をまとめると、感想を書く時のコツは以下の4点です

  • ①第一印象を分析し、伝えよう
  • ②第一印象がイラストのどこから来て、何故心惹かれたかを伝えよう
  • ③意見の押し付けにならないように注意を払おう
  • ④感想は相手のために送るものだと割り切ろう

この記事を参考に、あなたも感想を貰った作者も幸せになれるような素敵な感想を目指していけると良いなと思います

コメント

タイトルとURLをコピーしました